循環器内科
狭心症・心筋梗塞について
日本人の死亡原因の中で狭心症・心筋梗塞の占める割合は年々増加しています。特に、40歳代の若年で心筋梗塞を起こす人も増えています。繰り返す胸の痛みがある方はお気軽にご相談ください
心臓カテーテル治療について
狭心症・心筋梗塞は、冠動脈という心臓を栄養する動脈が動脈硬化で細くなったり閉塞することで起こります。末梢の動脈からカテーテルという細い管を冠動脈まで進めて、造影、細くなった冠動脈をバルーンなどで拡張し血流を改善させます。治療時間は1時間程度で入院期間も1週間程度で済みます。早めに心臓病を診断して治療することが重要です。
主な診療内容
- 狭心症
- 心臓の筋肉に血液を送る冠動脈という動脈が動脈硬化で細くなっておきます。重いものを持ったり、階段を上ったり、寒いところに急に出たりしたときに胸が押されるような胸痛がみられます。
- 心筋梗塞
- 冠動脈の閉塞による血流途絶により、突然強い胸の痛みがあり、冷汗が出たりします。胸の痛みが30分から1時間続けばすぐに来院してください。
- 心不全
- 心臓弁膜症、心筋梗塞後遺症、心筋症などにより心臓の機能が低下したため起こります。歩いたときの息切れや、咳痰など風邪のような症状で起こることもあります。足のむくみで気づかれることもあります。
- 不整脈
- 脈拍がとんだり、動悸がしたりすることで気づかれることが多いです。 脈が早くなる、逆に遅くなることにより呼吸苦がでたり、意識消失が出現することがあります。