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心臓血管外科

心臓血管外科

低侵襲な外科治療の導入

カテーテルを動脈内に挿入して、バルーン拡張やステント留置を行い、閉塞・狭窄した動脈病変を治療したり、大動脈瘤内にステント付き人工血管を留置して、動脈瘤の破裂を防止する治療などを行っています。

高齢者への積極的な外科治療

高齢化社会の到来で、平均寿命(男性78歳、女性85歳)を凌駕された症例に対しても、積極的に外科治療を行い、元気に社会復帰を実現しております。

静脈疾患への啓蒙と治療

中越地震で周知となったエコノミークラス症候群、肺塞栓症、さらには、下肢の静脈瘤に対して、早期診断、予防治療を行っています。

下腿末梢への積極的血行再建手術

手術が困難な下肢末梢部への積極的な血行再建により、切断に瀕した下肢を救うことで、患者のQOL低下を防止しています。

現在、呼吸器外科医師の欠員のため、肺癌、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷などに伴う呼吸器外科手術を手術に精通した胸部外科指導医が行っております。(胸部外科医=学会で認定した心臓血管外科および呼吸器外科を修練した外科医)

主な診療内容

■心臓大血管疾患

弁膜症、狭心症・心筋梗塞、胸部大動脈瘤に対して、人工心肺を用いた心臓停止下で手術を行います。狭心症へのバイパス手術では、心臓拍動下手術も施行、大動脈瘤では、ステント付き人工血管手術も合せて実施しています。

■腹部大動脈瘤疾患

人工血管を用いた移植手術、ハイリスク患者へのステント付き人工血管留置術、小切開低侵襲手術を行っています。

■慢性動脈閉塞症

下肢の血行障害から、冷感・痺れ・歩行時の下肢痛・足趾潰瘍が生じますが、人工血管のバイパス手術を行なって、下肢切断を回避しています。

■急性動脈閉塞疾患

急激な動脈閉塞のため、四肢切断に瀕した患者への治療を行っています。

■腎不全

血管の状態が不良例や頻回のシャント手術閉塞例に、人工血管を用いてシャント作成をしています。

■静脈疾患

下肢の静脈瘤に対する外来手術・入院手術、静脈血栓症・肺塞栓症に対する下大静脈フィルター留置、静脈狭窄・閉塞例へのバイパス手術、大静脈再建を行っています。

■呼吸器疾患

原発性肺癌、転移性肺腫瘍、気胸、縦隔腫瘍などに対して、手術を行っています。

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