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緩和ケア

緩和ケア

緩和ケア

がんなどの病気によって生じるつらさは、あなたらしさを奪います。 あなたらしさを支えるために、体と心のつらさを和らげるのが緩和ケアです。緩和ケアは、病気の、どの段階でもあなたが困ったときに受けることができます。病気がわかったときから、治療しながらでも受けることができるのです。

緩和ケアの内容

  • 痛みなど体の症状をやわらげる
  • 心のケア
  • あなたらしさを大切にした日常生活の援助
  • 家族のケア
  • 療養の場を選択するサポート

緩和ケアを受ける

緩和ケア外来

毎週金曜日 14時~16時(完全予約制)
当院に通院されているがんの患者さんの体や心のつらさをやわらげたり、緩和ケアに関する相談が受けられるように緩和ケア外来があります。緩和ケア外来の受診を希望される方は、主治医にご相談ください。

主治医が受診の必要ありと判断、または患者さんが受診を希望→主治医が紹介用紙作成→緩和ケア外来受診

緩和ケアチーム

入院しているがんの患者さんとそのご家族のつらさをやわらげるために、主治医と共に最善策を考える緩和ケアチーム(医師、看護師、薬剤師)があります。緩和ケアチームの診察を希望される方は、主治医へご相談ください。

主治医がチームの介入必要と判断、または患者さんが相談希望 ➔ 主治医が依頼用紙記載 ➔ 緩和ケアチーム介入

在宅

在宅で安心して療養できるよう、開業医や訪問看護などと連携しながらサポートします。 

緩和ケア専門施設

当院には、緩和ケア病棟がありません。ご希望の方へ、緩和ケア施設の紹介や転院の調整を行います。

緩和ケアチームコンサルテーション依頼件数 (平成21年1月~8月)

件数
1月 4件
2月 4件
3月 4件
4月 1件
5月 1件
6月 0件
7月 2件
8月 2件

※依頼件数総数 18件

緩和ケア研修会

がん診療連携拠点病院は、緩和ケアを広めるという役割も担っています。当院ではがん診療に携わる院内の医療者および地域の医療者に対して緩和ケア研修会を毎年開催しています。この研修会は、全国で同じ内容で開催できるように日本緩和医療学会の開催指針に沿ったプログラムで行われ、講義だけでなくグループワークやロールプレイを取り入れた参加型の研修になっています。

【研修内容:2日間12時間以上】

  • 身体症状の緩和方法(痛み、吐き気、呼吸困難)
  • 精神症状の緩和方法(気持ちのつらさ、うつなど)
  • コミュニケーション
  • 地域連携

緩和ケア研修会を受けた医師は、新潟県のホームページに公開されています。

 

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