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救急拠点病院に関するお知らせ

救急拠点病院に関するお知らせ

背景

当院は、5月31日に、新潟市救急医療拠点病院に関する運営主体選定委員会(委員長:堂前洋一郎・新潟県医師会長)から、新潟市内における医療再編による新たな救急拠点の整備・運営主体として選定されております。これは、新潟市内に年間8,000台以上の救急車を受け入れる新たな救急拠点病院を整備することを目的にしています。

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歴史

そもそも当院は、古くから救急体制の構築に取組んできています。

【救急体制構築の歴史】
1996年災害拠点病院に
2002年地域医療支援病院に(県内初、全国済生会初)
2004年認定看護師輩出開始(1号 緩和ケア認定看護師)⇒看護の専門性を重要視(賃金表での昇格と手当)
2011年田山医師主催でACLS・BLSの研修を院内受講可能に⇒研修医+看護師の入職研修に組み込む
2013年集中ケア認定看護師を輩出(山本)⇒ICU病棟の教育体制構築、看護教育にフィジカルアセスメント研修
2017年新潟大学救急科に日勤帯の救急医応援を依頼
2020年救急医募集し、田嶋救急医長着任
2020年コロナ対応2月ダイヤモンドプリンセス号にDMAT派遣、12月新潟市内老健施設でのクラスター対応にDMAT派遣
2021年救急棟を計画 ※2027年度(令和9年度)から稼働可能
2022年RRS(院内迅速対応システム)体制構築、急性期充実体制加算届出
2022年クリティカルケア認定看護師(特定行為含む)2名輩出(山本、竹田)
2023年3月新潟県医師会による救急拠点募集に手上げ
2023年4月小林救急科部長着任
以下予定 ※一部実施済み
2023年救急外来改装、救急外来当直看護師人数輪番日以外2名(内科輪番4名)➡3名へ ※5,000台受入向け
2027年2世紀目に突入(101年目)。救急棟の稼働を開始 ※8,000台受入向け

特に、当院は、非常に厳格な急性期充実体制加算の取得基準を満たしており、全国でも有数の急性期体制を有しています ※本加算を取得できている病院は全国でも数は限られています。

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取組状況

救急車8,000台の受入は、段階的な受入台数の増加を計画しております。

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一方で、当院においては、地域の皆様の協力と、当院職員の多大な貢献により、今年度の時点で、年間4,000台~4,500台のペースでの受入が実現できる事と見込んでおります。

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5,000台/年、8,000台/年の受入に向けては、職員の増加や、業務の見直し、地域連携の推進など、更なる改革が必要であることが見えてきております。当院は、地域の救急拠点として、院内の改革を進めるとともに、地域の救急医療体制の変革を導けるよう、一丸となって取り組んでいきます。

 また、今後も、救急拠点構築の取り組み状況につきまして、ホームページや各種メディアを通じて、継続的にお伝えさせて頂きますので、住民のみなさまのご理解の一助になれば幸いです。

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