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第6回 肝臓病セミナー開催報告

seminer06-01

平成28年11月12日(土)に「第6回 肝臓病セミナー」がユニゾンプラザで開催されました。「肝臓がんにならないために 〜進化した肝臓治療の今〜」をテーマに、医師・薬剤師・栄養士・看護師の講義が行われました。当日は、113名の方々に参加して頂きました。看護部では、最近耳にすることの多いサルコぺニアについて、また肝臓病に適した運動などの講義が行われました。サルコぺニアとは、加齢・病気・運動不足により筋肉量が低下する状態の事を言います。筋肉は第二の肝臓と言われ、肝臓とともに代謝を行い、肝臓が機能低下に陥ると、肝臓を代償し代謝機能を発揮してくれます。肝炎から肝硬変になると栄養障害か認められ筋肉量が減ってしまい、筋肉量が低下してしまうと肝臓の状態も悪化してしまいます。このことから、適度に運動することも大切になります。また、栄養士の講義では、C型肝炎の患者さんで魚の摂取量が多い方は肝障害の進展が緩徐であるということ、そして慢性肝疾患患者さんは、1日70g以上の魚を摂取すると肝発がん率が低くなり、肝発がんの抑制につながるという報告があるということが取り上げられました。
次回は、平成29年3月25日(土)に肝炎、肝硬変をテーマに当院10階にて肝臓病教室が行われる予定です。どなたでも参加できますのでお待ちしています。

(肝臓病教室運営メンバー一同)

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