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栄養科がご当地かるしおレシピS-1g大会で優秀賞を受賞

3月7日、栄養科が、国立循環器病研究センター主催の平成26年度ご当地かるしおレシピプロジェクトS-1g大会に参加し、全国137件の応募から一次審査を通過し、最終選考に挑み、優秀賞を受賞しました。そこで、受賞したレシピをご紹介します。

南蛮えび入り里芋のコロコロ団子

【1人分エネルギー146kcal、塩分0.5g】

南蛮えび入り里芋のコロコロ団子

材料(2人分)

帛乙女(里芋)
200g
南蛮えび
6尾
生姜
少々
片栗粉
小さじ2
揚げ油
適量
だし汁
100ml
a 醤油
4g
a みりん
4g
a 酒
4g
やわ肌ねぎ
5㎝

作り方

  1. 里芋は水でよく洗って泥を落とし、少し切れ目を入れ、ラップに包み電子レンジで約4分軟らかくなるまで加熱する。
  2. 南蛮えびは殻を除き、粗みじん切り、生姜はすりおろし、ねぎは白髪ねぎにする。
  3. ペーパータオルを使って、加熱した里芋の皮をむき、ボウルに入れてつぶす。
  4. 粗熱が取れた里芋に、南蛮えび、生姜、片栗粉を加えよく混ぜる。
  5. 水でぬらした手で団子状に丸め、170℃の油で約2分揚げる。
  6. だし汁にaを加え煮立て、里芋団子にかけ、白髪ねぎをちらして、できあがり。

レシピのポイント

「減塩」とは、単に塩を減らすだけではありません。旨味・酸味・辛味・香味・風味などを足すことで、味付けに変化をつけることができます。塩味以外のものをうまく利用することで、減塩でもおいしい食事になります。今回のレシピでも、里芋団子には味付けをしません。その代りに、旨味・香味・風味・辛味などを利用しています。また、揚げる際に衣を付けないことで、エネルギーも抑えています。

減塩ポイント

レシピで使った新潟の特産品をご紹介

帛乙女(きぬおとめ)

帛乙女

肌が白く、きめ細やかで、食べるとまろやかなぬめりのある食感が特徴です。主産地の五泉市は、絹織物の産地でもあり、その帛(絹)と、いもの白さをかけて「帛乙女(きぬおとめ)」と名付けられました。貯蔵性もあり、ほぼ通年にわたって出荷されていますが、9月下旬から11月にかけて、出荷のピークを迎えます。

南蛮えび

南蛮えび

甘エビとも呼ばれていますが、新潟では鮮やかな赤色や形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから「南蛮エビ」の名で親しまれています。県内各地で水揚げされますが、佐渡市、新潟市、糸魚川市が主な産地として挙げられます。新潟県産の南蛮エビは7、8月を除く周年、手に入れることが出来ます。

やわ肌ねぎ

やわ肌ねぎ

適度な降雨と高い湿度という、新潟県特有の気象条件を生かして栽培されています。抜群のやわらかさと白さ、そして甘味の高さが特徴です。色白、柔肌という越後美人のイメージから「やわ肌ねぎ」というブランド名がつけられました。通年出荷されていますが、秋から冬にかけて出荷量が多く、食味も良くなります。

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