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第2回 肝臓病教室開催報告

 2009年7月11日(土)13時半から15時半、10階会議室で第2回肝臓病教室を開催しました。この教室の目的は肝臓病に関する現時点での正しい情報をみなさまに提供することです。肝臓は沈黙の臓器と言われています。肝臓病は自覚症状がほとんどなく、気づかぬうちに肝硬変、肝臓がんになることがあります。当教室は、患者さんやご家族が過度の不安に陥ることなく、また病気を軽視し、せっかくの治療のチャンスを逃すことのないように、また、ご自身の判断が適切で納得のいくものになることを期待し企画しました。

 わが国の肝疾患による死亡者数は年間5万人を超えています。このうち肝臓がんによるものは約3万4000人にもおよび、その80%以上にB型あるいはC型肝炎ウイルスが関与しています。このことは、これらの肝炎ウイルスを克服することにより、慢性肝疾患による死亡者数を大幅に減少させることができることを示唆しています。

 今回のテーマは「肝硬変」についてで、150人を超える大勢の皆さまにご参加いただき、大盛況のうち教室は終了しました。

肝臓病教室運営チームスタッフ一同

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