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第1回 肝臓病教室開催報告

2008年3月7日(土)13時半から10階会議室で第1回肝臓病教室が開催されました。
 肝臓病教室運営チームメンバーは慶応義塾大学病院での肝疾患患者指導懇話会と肝臓病教室に参加し、当院での教室運営の参考にしました。
 この教室の目的は肝臓病に関する現時点での正しい情報をみなさまに提供することです。これにより、患者さんやご家族が過度の不安に陥ることなく、また病気を軽視し、せっかくの治療のチャンスを逃すことのないように、ご自身の判断が適切で納得のいくものになることを期待し企画したものです。肝臓は沈黙の臓器です。このため、病気が進行しがんがあっても気づかない人もいます。
 わが国の肝疾患による死亡者数は年間5万人を超えています。このうち肝臓がんによるものは約3万4000人にもおよび、その80%以上にB型あるいはC型肝炎ウイルスが関与しています。このことは、これらの肝炎ウイルスを克服することにより、慢性肝疾患による死亡者数を大幅に減少させることができることを示唆しています。
 今回のテーマは「慢性肝炎」ついてで、100人を超える大勢の皆さまにご参加いただき、大盛況のうちに教室は終了しました。

肝臓病教室運営チームスタッフ一同

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