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研修医から

初期臨床研修

初期研修を終えて

令和元年度研修医 M.T

初期研修の2年間は本当にあっという間でした。親しみのあるこの病院を離れる と思うと、とても寂しく感じます。2年前の3月は、いよいよ始まる研修医生活に不安と緊張が大きかったですが、いざ研修が始まると優しい上級医の先生方、頼もしい研修医の先輩方や同期に囲まれ、少しずつ医師として、人として成長できたと感じます。学生の頃に当院を見学した時に、研修医の先輩の雰囲気が良かったのでなんとなくこの病院で研修したいなと思いました。済生会での研修は、メジャーな内科や外科、地域研修に加え、かなり自由度の高い選択ができるプログラムとなっています。大学病院で専門的な研修をしたり、提携している松浜病院で精神科研修も行うことが可能で、当院で研修できない科でも研修することができ、貴重な経験ができました。この自由なプログラムがあるので、基本的にはどのような志望科であっても、済生会で研修することが可能だと思います。4月から、新しい環境に飛び込むことに不安を感じていますが、この2年間の経験を糧に精進していきたいと思います。

済生会での2年間

平成26年度研修医 西條

私は、生まれも育ちも群馬県高崎市であったが、大学進学をきっかけに新潟に移り住み、現在に至る。
そんな私が何故済生会を選んだか。理由は、6年生で病院実習に来た際、先輩の研修医の先生方が、とても生き生きと、伸び伸びとしていたからである。さらに、指導医の先生方も懇切丁寧にご指導くださっており、一発で「ここで働きたい」という意欲が湧いたのである。また、ありきたりな理由ではあるが、大学病院などとは違いcommon diseaseを多く診ることができると思ったからでもある。
実際、この2年間、忙しくて辛い思いをする時もあった。しかし、休憩時間などを利用し、研修医室で同期や先輩後輩と色々なことを相談し合い、笑い合って楽しく過ごすことができた。また、指導医の先生方からは様々な臨床的知識や手技を学ばせていただき、非常に有意義な研修医生活を送ることができた。そして、やはり特殊な症例はほとんど診ることがなかったが、軽症例から重症例まで、症例数は意外と豊富であり、プライマリーケアとして身に付けるべきことは十二分に習得できたと思う。
一方、済生会には常勤医師が存在しない診療科がいくつかあるため、また、救急外来は二次救急症例までしか対応しないため、正直なところ、いくらか物足りなさはあった。しかし、済生会の研修プログラムにおいては、2年目はほぼ全て自由選択となっており、意欲のある方はそこで大学病院へ研修に行くこともできるので、安心して欲しい。
「ところで、何故群馬に帰らなかったのか?」と疑問を抱く方がいるかもしれない。群馬愛の強い私でさえ、何故新潟に残ったのかわからない。一つ言えることといえば、人との巡り合わせで、人生どうにでも転んでしまうということである。
どこで研修しようか迷っている医学生の方々へ。病院によって様々な特色がありますが、結局は自分が努力しなければ意味がないので、自分が一番行きたいと思った病院を選べばいいと思います。
私は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医として新潟に残ることにしました。いつか、この文章を読んでくれた皆さんにお会いしたとき、済生会研修トークを繰り広げられたらいいなーと思います。頑張ってください。

研修二年間のおもひで

平成26年度研修医 谷

済生会新潟第二病院での二年間の研修生活が終わった。研修生活は、指導医の先生方の温かいご指導と同期のおかげで楽しく過ごすができた。
初期研修をどの病院で行うか?ということは卒業を控えた医学生の大きな悩みの一つだと思う。自分自身は他県の大学出身だったこともあり、情報が限られた中で研修病院を決めなければならなく、卒業や国家試験、社会人生活への不安も伴って頭を悩ませた。長期休暇を使って新潟のいくつかの中核病院を見学し、その中でも印象が良かった済生会を選んだ。頻度の多いありふれた疾患から比較的重度の疾患まで幅広く見れることに加え、見学の時に先生方やスタッフが話しかけてくれ楽しかったことが理由である。
済生会での研修は、メジャーな内科や外科、地域研修に加え、かなり自由度の高い選択ができるプログラムとなっている。大学病院でより専門的な研修をしたり、提携している松浜病院で精神科研修も行うことが可能であり、私もその制度で他病院で学ぶ貴重な経験をさせていただいた。この自由なプログラムがあるので、基本的にはどのような志望科であっても、済生会で研修することが可能だと思う。
自分は病院見学に行く前は、済生会とは別の病院で研修をしようと考えていた。見学に行くことで、話だけでは分からない病院の雰囲気や研修医から直接話も聞けて多くの情報を得られる。百聞は一見にしかず。興味のある病院は面倒くさがらずに一度(できれば数度)見学に行くことをおすすめする。

研修を終えて

平成26年度研修医 牧野

私が初期研修先を済生会新潟第二病院にした理由は大きく4つあります。「一般的な症例を経験できる病院であること」、「希望している科の指導体制が整っていること」、「尊敬する先生が以前研修をしていた病院であること」です。そして一番の決め手は学生実習で来た際に、「この病院で研修をしたいと感じたこと」でした。病院の雰囲気がとても良く、先生方にも熱心に指導していただき、ここで勤務したいと感じました。 この病院は研修医の人数がそこまで多くないため症例の取り合いなどはなく、研修中には一般的な症例を多く経験することが出来ました。また、こちらにやる気があればあるだけ、手技も沢山勉強させていただきました。 済生会新潟第二病院の研修プログラムは自由度が高いため、自分で研修したい科を選ぶことが出来ます。そのため自分でよく考えて、管理する必要がありました。また、二次救急病院であるため、三次救急の症例をみることはあまり多くありませんでした。以上2つが気を付けなければならない点、気になった点でしょうか。 全てのことを含めて、私は2年間の初期研修をとても満足しています。素晴らしい指導医の先生方や、先輩・同期にも出会うことが出来ました。 実際に1度、当院に見学・実習にいらしてみて下さい。お待ちしております。

初期研修を終えて

平成26年度研修医 小林

済生会新潟第二病院での研修生活が終わりに近づく中、研修病院を済生会にしてよかったと思う。特徴としては新潟市にあり、地域の基点病院として幅広い疾患を診療している。よく診る疾患を数多く診れるのに加え、症例数が県内でも全国でもトップクラスの科もあり珍しい症例も診れる。研修内容としては脳外科がない点が弱いとは思うが、研修医で診れるようになるべき疾患は十分そろっている。 また、常勤の医師がいない科に関しては、希望すれば大学病院での研修もできるため、内科、外科系志望は当然だが、それ以外の科を志望している学生にとっても研修しやすい環境になっている。 研修病院を選ぶときには見学に行くのが一番だと思います。一度でいいので済生会新潟第二病院に見学、実習にきて実際に研修している研修医にいろいろなことを聞いてください。

二年間の研修を終えて

平成26年度研修医 塩崎

私は新潟市出身だが、大学は県外であった。大学卒業後は新潟に戻って働きたいと思っていたため新潟での研修を考えていたが、新潟のどの病院を研修先として選べばよいのかほとんど情報がなかった。そこでまずはレジナビに参加し新潟県の研修病院の情報を集め、長期休みを利用しその中の主要な研修病院をいくつか見学させて頂いた。その中で当院を第一志望とした理由は、新潟市内であるという立地の良さや病院の規模が大きすぎず小さすぎずということよりも雰囲気がよかったことが一番である。また症例も珍しい疾患ではなくよく診る疾患が多かったのもよかった。マイナーな科を志望していた私にとって希望すれば大学で研修もできることがとてもありがたかった。そのおかげで現在は新潟大学出身ではない私にも入局する科の先生方と密接な関係が持て、4月からの大学勤務の生活への不安がなく過ごせている。 研修する病院を選ぶ際にはまずはいくつかの病院を見学するべきであると思う。レジナビにも参加して県外の有名な研修病院の話を聞くのも参考になるのではないかと思う。


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