立神 粧子 氏 【略歴】  1981年 東京芸術大学音楽学部卒業  1984年 国際ロータリー財団の奨学生として、シカゴ大学大学院に留学  1988年 シカゴ大学大学院にて音楽学で修士号取得、博士課程のコースワーク修了  1988年 南カリフォルニア大学大学院へ特待入学  1991年 南カリフォルニア大学大学院にてピアノ演奏(共演ピアノ)で音楽芸術博士号取得  1993年 帰国後、フェリス女学院大学音楽学部および大学院音楽研究科の専任講師  〜現在 フェリス女学院大学音楽学部および大学院音楽研究科教授、音楽芸術博士  http://www.ferris.ac.jp/music/bio/m-04.html  − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −− − −  1985年 シカゴ・コンチェルト・コンペティション優勝  1988~91年 コルドフスキー賞、最優秀演奏家賞受賞  1992年〜現在 ベルリン・フィル、ロンドン響、バイエルン放送響、フィレンツェ歌劇場、MET歌劇 場などの欧米の主要オーケストラの首席奏者や歌手たちと国内外で共演。世界各地でリサイタル多数。  − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −− − −  ご主人の小澤富士夫氏は、東京芸術大学のトランペット科を卒業後、プロの演奏家として活躍。その後 ヤマハで新製品の研究開発業務に携わり、ヤマハ・フランクフルト・アトリエの室長として長年ヨーロッ パに赴任。  帰国後の2001年、仕事中にくも膜下出血を発症、後遺症として高次脳機能障害(記憶障害、無気力症、 認知の諸問題)が残る。  高次脳機能障害を治すためサバティカルを利用して、1年間ご主人とともに米国に滞在し、ニューヨー ク大学Rusk研究所「脳損傷通院プログラム」に通う。ご主人は奇跡的に回復し、一人で大阪に出張できる ほどになった。